2005年 05月 18日
隣人13号
中村獅童がスゴい!
「ピンポン」のドラゴン役から気になっていました。「いぬのえいが」や「いま、会いにゆきます」でのやさしい雰囲気も捨てがたいですが、この映画や「恋人はスナイパー」でのハン・ホアチン役がヨカッタですね。
歌舞伎役者よりも、ホントのカブキ者としてますます活躍して欲しいものです。
まあ、結子がホレるのは無理ありません・・・・
吉村由実がミョーにエロい!
元ヤンキーの設定が妙にしっくり来ています。
ハリウッドでのリメイクもウワサされていますが、デヴィッド・リンチに撮ってもらいたいです。
なんとなく。
木曽川 SC4 D7 dtsステレオ レイトショー
2005年 05月 16日
ベルンの奇蹟
物語は実話にフィクションで味付けをした映画ですが、予告編ではあまり期待していませんでした。
しかし、思いがけず泣かされてしまいました。
アディダスのCMから始まったので、不安だったのですが、1954年の実際のあった、スイスのベルンでのサッカーのワールドカップの大会を軸に親と子を描いた秀作に仕上がっていました。
何よりも、サッカーに対して、愛情が無いワタシが観ても熱くなれるサッカーシーンのリアルさもよかったのではないでしょうか。ドイツ映画の上映本数は昨今とても少ないのですが、質の高い作品に出会うと、他のドイツ作品も観てみたいという気になるものです。
実質上の主役の少年と、映画の中のお父さん役の俳優さんが実際の親子とはびっくりしました。設定上、前半はよそよそしい親子をしっかり演じていました。これが映画初出演とは思えませんでした。
この手の映画は、浸れる空間で、ひとりで観ることをオススメします。
親子での立ちション、男でないとわかんないだろーなぁ、この爽快さ!
TOHOシネマズ岐阜 SRD SC4 E2
2005年 05月 15日
キングダム・オブ・ヘブン
先着900人だけにもらえるdvd目当てで、カミサンと公開初日のアサイチで観てきました。座席は当然事前に電話予約していたので、毎度お馴染みのL16とL17に座ることができました。
お宝には違いないでしょうね。ただ、ほとんどの中身が日本語字幕なしの現地でのインタビューとかメイキング風景でした。ファンの人は、オーリーが出ていればいいんでしょうけど、ちょいと残念です。
肝心の映画の試聴環境はTHX+SRDとヨカッタのですが、グラディエーターほど血沸き肉踊る作品には仕上がってなかったのが残念!
リドリー節は健在ですが、音楽もメインテーマになる部分がないのが惜しまれます。
やっぱ、ハンス・ジマーじゃなくっちゃいけませんねぇ~
脇役はシブイ役者勢ぞろいでしたが、オリバー・リードのような熱い人はいませんでした。
それにしても、ロケ先で酒飲んで、現地の人たちと腕相撲中に死んでしまうなんて、まさに漢です。
エヴァ・グリーンは、「ドリーマーズ」で注目していた女優さんですが、リドリー・スコットは女性の描きかたがいつもイマイチです。女優さんが男的な扱いの映画は除外しますが。(例:エイリアン、テルマ&ルイーズ)
ラブシーンにも期待しましたが、彼の作風ではあっさり目が当然でした。
エヴァのヌードシーンにも期待したのですが、今回は見送り。観たい人はドリーマーズでぜひ!
オーランド・ブルーム、座長を務めるだけの風格が出てきました。ブラック・ホーク・ダウンに続いて2本目の同監督作品ですが、ヘリコプターから落ちる役からすれば、大出世ですね。
しかし、油まみれじゃない、汗もかかないクリーンで金髪なの役が彼にはお似合いです。
つーか、それじゃエルフしかできませんねぇ。
劇場にはオーリーファンとおぼしき女性グループが目立ちました。
目がハートだったもんなぁ....
帰りには、なぜかイタリア村経由になってしまいました。
イタリアンでおなか一杯になりました。
稲沢 SC1 THX Broadway SRD
2005年 05月 13日
ブレイド3
黒い中学生ことウェズリー・スナイプス演ずるブレイドもこれが見納めということです。
オリジナルタイトルは、3人一組での闘い、を強く意識したものだと思います。
1作目は斬新な映像を見せてくれたスティーブン・ノリントン、2作目はミミックでマニアには知られているギレルモ・デル・トロ、そして今回は万を持して前2作の脚本家だったデヴィッド・S・ゴイヤーです。
シリーズ化されても、内容に一貫性がないことがあるのですが、本シリーズに関しては無用の心配でした。
ンー、残念!!、これでシリーズ終わりなんて。
ウィスラーの娘役のアビゲイルこと、ジェシカ・ビールに完全にノックアウトされました。テキサス・チェーンソーに出ているときにも注目はしていたのですが。
戦闘前にiPodに曲を選曲して入れてから出撃なんて、とてもクールです。
アップル社のタイアップかと思っていましたが、そうではないらしいです。撮影終了後、彼女はアップル社からではなく、監督からiPODをプレゼントしてもらったそうですから。
次回作はオーリーことオーランド・ブルームとの共演作の「エリザベスタウン」だそうです。こちらにも期待しています。
DVDは日本盤待ってるのはつらいんで、とりあえず、輸入盤注文ですな。
風のウワサでは、アビゲイルが主役のスピンオフシリーズが撮影されるらしいですね。
こちらにも期待!!
ちなみに、2のときと違って、今回はパンフレットがちゃんと市販されました。
この内容がけっこうマニアックでウレシイ誤算ではありました。600円にしては充実の内容ですね。
ブレイド2のパンフは回収騒ぎがありましたからね。流出したものはきっと高値取引されてるんだろうなぁ!
日本独自の文化のひとつである映画パンフレット、先日のブリジットジョーンズ2でも諸般の事情とやらで発売されなかったりしています。
いちおう観た作品は全てパンフを買うポリシーのワタシとしてはツライところです。
SDDS QUEST SC11
2005年 05月 11日
「甘い人生」は甘くない
彼の主演映画は「JSA」、「純愛中毒」、「誰にでも秘密がある」を観てきましたが、どれとも違うテイストに仕上がった作品でした。
チケット売場で「甘い生活」って言ってしまいました。それでは、マストロヤンニじゃん!
まあ、それはさておき、英語タイトルは「a Bittersweet Life」というとおり、一筋縄ではいかない作品でした。ビョン様のキラー・スマイル目当てのおばさまたちは卒倒してたでしょうね、きっと。ジョン・ウー作品真っ青のバイオレンス描写のつるべうち、タランティーノあぜんの拷問シーンに、これでもかの銃撃戦。まあ、どこかで観たことがあるようなシーンもありましたが、ご愛嬌、同じ監督の「箪笥」よりも遥かに完成度は高かったです。
ちょっとブラックな笑いを取るシーンもありましたが、全編これフィルムノワール調の作品に仕上がっていました。監督の狙いどおり、昔のアラン・ドロンやジャン・ギャバン、ベルモントが出ていた映画の雰囲気を味わうことができました。
同じ韓国映画の「オールドボーイ」に出会ったときも同じような目眩を覚えました。
これはもう少し時間をおいてから、もう一度ぐらい観ないといけません。
そうじゃないと冷静に判断できません。
dvd購入決定!
ディレクターズカットには、お宝映像満載でしょうね。
TOHOシネマズ岐阜 SC7 F10 SRD-EX