2005年 05月 16日
ベルンの奇蹟
物語は実話にフィクションで味付けをした映画ですが、予告編ではあまり期待していませんでした。
しかし、思いがけず泣かされてしまいました。
アディダスのCMから始まったので、不安だったのですが、1954年の実際のあった、スイスのベルンでのサッカーのワールドカップの大会を軸に親と子を描いた秀作に仕上がっていました。
何よりも、サッカーに対して、愛情が無いワタシが観ても熱くなれるサッカーシーンのリアルさもよかったのではないでしょうか。ドイツ映画の上映本数は昨今とても少ないのですが、質の高い作品に出会うと、他のドイツ作品も観てみたいという気になるものです。
実質上の主役の少年と、映画の中のお父さん役の俳優さんが実際の親子とはびっくりしました。設定上、前半はよそよそしい親子をしっかり演じていました。これが映画初出演とは思えませんでした。
この手の映画は、浸れる空間で、ひとりで観ることをオススメします。
親子での立ちション、男でないとわかんないだろーなぁ、この爽快さ!
TOHOシネマズ岐阜 SRD SC4 E2