2004年 12月 13日
バッドサンタ

1日3回のみの上映だったので、土曜日の昼からの上映に間に合うようにクルマを飛ばしました。ベイシティの駐車場も遂に有料化に踏み切るようで、移行期間で係のおじさんが無人ゲートの前に立って、説明をしていました。
港区がだんだんと発展していくに連れての不法駐車が目立つようになってきたからでしょうね。
主役のサンタの候補には、ジャック・ブラックを筆頭に、ジャック・ニコルソン、デニーロ、ショーン・ペンもいたそうですが、結果的にはビリー・ボブのホントに子供ギライそうな地が功を奏したと思っています。
主役扱いの子役は、今は亡きジョン・キャンディを子供にしたような風貌と演技です。
教訓も何もない、というのが最高のコメディなわけで、その点、この映画は充分上質なコメディ、しかもビターなテイストに仕上がっていました。
ふぬけたクリスマス映画しか全国上映しない映画配給会社には憤りを感じます。
ジョン・リッターはこの作品が遺作だったそうです。
「ニューヨークの恋人」(79年)のあの人がこんな役柄ってのもちょいとびっくり。
でも、最後に好演を披露してくれています。
そうそう、スタートレックヴォイジャーのあの人も出ています。
カメオ出演なのか、どのみち素顔の彼を観るのは貴重でしょう。