BDP-80のコンポーネント出力の安定化に成功!

かねてから問題になってたBDP-80のコンポーネント出力の不安定さがようやく解消しました。
ここに至るまでの道のりは結構遠かったです。

結論からいいますと、ハンダごてを使ってのハードウェア改造という手段を取ったのです。
これでメーカー保証は受けられません。というか、もともと個人輸入したので、修理の手段もほぼなかったわけなんですけどね。

アナログハイビジョンモニタであるソニーKW-36HDF9を使っているので、コンポーネント接続(1080i)で安定して再生できないのは困った問題でした。
いっそのことHDMI→コンポーネント変換ユニットを買うなどという本末転倒な方法も考えたこともあります。
当然、安くは無いので買いませんでしたが、結果往来です。





iPhoneの動画撮影を使って、OPPOのサポートの方に説明するためにとった動画なので、こんな程度です。

ようするに、明るいシーンだと同期ズレか何かで、画像が写らなくなったり乱れるという現象に悩まされていたのです。モニタのサービスマンモードでなんとかならないかと考えたこともあります。

OPPOのサポートの方とも何度もメールのやりとりをしました。
試しにYのみ接続してモノクロ画像でも同じ症状が出ました。ケーブルを変えてとか、はたまた電源コンセントの接続場所を変えろとか、なんてのもありましたね。
ちなみに今使っているコンポーネントケーブルは、Amazonベーシック RCA コンポーネントビデオケーブル (1.8m)です。安いし、今だと送料無料だし、意外としっかりとしている製品なのです。
このシリーズはなかなか優れ物なのです。
実は、AVアンプ交換に伴い、音声接続のみHDMI接続にしています。
これについては、また近いうちに記事としてアップ予定です。

HDMIケーブルは、もともとBDP-80には同梱されていたものを使っていますが、BDZ-X90の音声用としては、Amazonベーシック 2層シールド ハイスピード HDMI バージョン1.3b対応ケーブルを購入して使っています。これもGOODです。
家電量販店で買う値段の半額以下でした。

それにしてもOPPOとはメールだけですが、何度もやりとりしていただきました。OPPOだからこそでしょうね。改めて感謝しております。
上位機種のBDP-83に無償交換できないかとお願いしたこともありました。これに関しては、同じ出力回路なので交換してもたぶん同じ結果だとやんわり断られました。当たり前ですね。(^-^;

ファームウェアの問題ではないかと、ディスクの種類を変えて試してみましたが、DVDでも違う問題が出るものがあったので、これはアナログ的な要素であると確信しました。

結論として、本体の蓋を再び開けて、コンポーネント接続の出力ドライバーICとピンプラグとの間にある電解コンデンサを交換することを決意しました。
電子部品数ある中で、最も信頼してない部品が電解コンデンサです。
パソコンが急に不安定になったり、電子機器が妙に焦げ臭かったするのは、この部品の影響がかなりあることは周知の事実です。
これは、電解コンデンサが理想のコンデンサの特性とはほど遠く、容量のバラツキ、寿命などさまざまな問題があり、特に外国製のものにいたっては、記載されているスペックよりも品質の低いものが多いことはよくあるのです。
基板上の該当する電解コンデンサを3つを単に日本製の同じ容量のものにする程度で考えていたのですが、部品がまあゴチャゴチャしていたので、載っているICの刻印からデータシートアプリケーションマニュアルを検索して、導き出した結論は、電解コンデンサの排除でした。
ACカップリング用として使われていたのですが、直列にはちゃんと75Ωのインピーダンスマッチングコンデンサも使われていました。
マニュアルを参照したら、このICはDCカップリングもできるということです。それも、電解コンデンサを単に無くすだけというシンプルさです。
まあ、少なくともモニタ側には直流カット用のコンデンサが入っていることは、以前モニタを修理に来てもらったソニーサービスマンの方から情報として得ていた、というか、出張修理だったので、そのときの作業の様子からわかっていました。

本体を最初の改造のときのように、固定ビスを外します。
次に基板につながっているハーネスをすべて抜きます。
更に出力基板の固定ネジ2本と、リアパネルへの固定用ネジ3本を外して、基板を外に取り出しました。
あとは、該当するコンデンサ(16V220uF)を外して、ジャンパーして元通りに組み直すだけです。
カンタンに済ませるんだったら、ハンダ面でショートさせても同じ結果が得られるはずです。
ちなみに、使われていたコンデンサはこちらです。
ACONという知らない海外メーカーの製品でした。
いっそのこと、基板上のすべての電解コンデンサをニチコンや日本ケミコンあたりの国産のものに交換したい衝動に駆られましたが、時間とお金がかかることなので次回以降に持ち越しです。

S端子出力用とコンポジット出力用にも同じ容量のコンデンサが使われていたのですが、こちらは触っていません。この出力を使うことはまず無いですからねぇ。

これだけで、長年の悩みが一挙に解決しました。

あえて詳しい方法は記載しませんが、同じようにコンポーネント接続で不安定な方は一考の価値はあると思います。
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Commented by レーザー at 2010-09-18 08:20 x
それにしても、チャレンジャーですね。
治って良かったです。(たいした改造でないし)
コンデンサー変更は、音、絵とも上がるでしょうね。
どうせ安もん使っているし。

そういえば、SA=CDを再生させたあと
動作が不安定になります。
SA-CDのあとに、BDを再生すると
セットアップメニューで、勝手にカーソルが移動したり
動作が緩慢になります。
Commented by takas1961 at 2010-09-18 08:44
レーザーさん
まあ、今回の改造は交換ではなく、「除去」でしたけどね。
文字もよりくっきり見えるようになりました。
そもそも容量が最低200uFを使って、できれば470uFをと記載してあるにも関わらず、220uFを使っている時点で問題といえば問題ですね。
まあ、大半の人が映像信号はHDMI接続で気がつかないんでしょうけど。

SACD再生の後の不安定は未確認ですが、ファームウェアアップデートで解消を期待したいところですが、再現方法を的確にサポートにメールすればなんとかしてもらえるような気がします。
SACDは実際には数枚しかないのでワタシ的にはほとんど困らないと思います。
Commented by レーザー at 2010-09-18 18:13 x
英語得意でないので、おくうです。
でも、筐体開けると、あまりにも、中身が少ないので
ショックですよね。
今度開けてみようかな。
Commented by takas1961 at 2010-09-18 18:45
かなり信号処理部分はワンチップのシステムLSIに集積されているので、表に見える部品は少なく見えますね。
実は、BDP-80のプリント基板は両面実装、つまり裏にも部品がびっしり載っています。実装密度が高いということは、配線間の距離が短いので電源回路とか、アナログ信号の部分はより安定するのです。
by takas1961 | 2010-09-15 07:30 | DVD/LD/BD | Comments(4)

映画とスキーとR32に偏愛する日々を綴っています
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